



キアゲハの卵、幼虫はどこに?
我が家の場合は自宅に3株のパセリを無農薬で育てて、
キアゲハが卵を産んでくれるのを待っています。
パセリはホームセンターで100円以下で購入したものですが、
元気に育ち2年目には小さな花を咲かせてくれます。
(パセリは2年草なので花が咲いたあと枯れてしまいます)


卵で見つける時もあれば、幼虫になってから見つける時もあります。
大きくなった幼虫だとハエなどの寄生虫がついていることがあるので
タマゴか小さい幼虫から育てるのがオススメです。
キアゲハのエサについて
セリ科の植物を食べます。
- パセリ
- ミツバ
- ニンジン
このあたりが育てやすいのではないでしょうか?
スーパーで売っている物は消毒をされている可能性が高いので、
幼虫が食べると死んでしまうことがあります。
幼虫は初めて食べたエサを食べ続ける傾向があるようです。
ミツバについていた幼虫をパセリで育てようとしたところ、エサを食べずに死んでしまいました。

娘は触ってカワイイ!フワフワ!と言っています。
触りすぎには注意して下さい。触ったあとはしっかり手洗いをしましょう。

飼育ケースやお世話、掃除は?
飼育ケースは何でも大丈夫です。
我が家では100均の飼育ケースだったり、2リットルのペットボトルを切ってネットをかけて使用したりしています。

基本的なお世話は常にエサをあげること。
朝、エサをあげたのに夕方にはもう全然なくなっていることもあるので毎日よく観察することが大切です。
また、幼虫はたくさんのフンをするのでこまめな飼育ケースの掃除が必要です。

羽化するときに足場がないと下に落ちてしまい羽を広げることが出来ません。


サナギの糸を切らないように注意しながら、ティッシュやガーゼをサナギの近くに貼り付けてあげると足場にすることが出来ます。



このようにケースにサナギになった場合は糸のすぐ上あたりまでティッシュを貼り付けて足場に出来る様にしています。
蝶になったら自然に返してあげましょう

蝶の成虫を育てるのは難しいです。
育てたキアゲハの為にも自然に返してあげるのがいいと思います。

大人になったキアゲハはバタバタとしていたら飼育ケースから出してあげましょう。
あまり長くケースに入れていると羽が傷ついてしまうようです。

天気が良くなってから外に出してあげているよ。
まとめ
キアゲハの幼虫は、
- 毎日観察し、エサをあげる!
- 飼育ケースが汚れたら掃除をする
- サナギになったら動かさない!
中には上手く大きくなれなかったり、サナギから出てこられないこともありますが
元気に飛んでいく姿を見られた時はとても嬉しいですよ!
たくさんの幼虫を育てていると幼虫にもそれぞれ性格があって面白いことにも気付きました。
少し触るとすぐに角を出す攻撃的な幼虫もいれば、
そんなことは気にせずにのんびりとしている幼虫もいます。
子供と観察しているととても面白いです。
もし良ければ参考にキアゲハを育ててみて下さい。